WEB Web サーバー
ホームページの仕組み
ホームページを作成する人は、自分のパソコンでホームページの中身を記述したファイルを作成する(html という書式(言語)に従ったファイルなので、html ファイルと呼ぶ)。html ファイルは、ブラウザに対する命令が、ある文法に従って書かれたものだ。
このファイルをプロバイダのコンピュータの指定した所(コンピュータのメモリ内)にアップロード(upload)する。
インターネット上に公開されているホームページを閲覧したい人は、インターネットブラウザ(internet browser: ウェブブラウザとか、単にブラウザとも言う)と呼ばれるプログラム(ソフト、アプリ)を自分のパソコンにインストールしておき、閲覧したいときに起動します。
代表的なブラウザには Microsoft Edge(マイクロソフト社)、Chrome(グーグル社)、Firefox(非営利団体)、Safari(アップル社)、Opera(ノルウェイのソフト開発会社) などがある。ブラウザによって、表示に多少の差がある。
プロバイダ(internet provider: インターネットに関するサービスを提供する業者)のコンピュータ上ではウエブサーバー(web server)と呼ばれるプログラムが動いていて、インターネットでつながっている外部の閲覧コンピュータからの要求に従って、該当するウェブページの内容を記述している html ファイルを閲覧コンピュータに送る。閲覧コンピュータのブラウザは、ウェブサーバーから送られてきた html ファイルを解読して、その内容に従って自分を起動しているパソコンのディスプレイに表示する。
Web サーバー
ホームページを作成してそれを公開するには、インターネットに接続しているコンピュータにそのホームページのデータを保存しておき、それを公開するためのウェブサーバー を稼働させる必要がある(ウェブサーバーが稼働しているコンピュータのこともウェブサーバーと呼ぶ)。個人がこれを用意するのは難しいので、専門業者が有料あるいは無料で貸してくれるレンタルサーバー(rental server)を使う。
ホームページのデータをパソコンからウェブサーバーへアップロード(upload)をするにはデータ転送用のソフトウェアである FTP クライアント(FTP client: これはパソコン側のソフトで、ウェブサーバー側には FTP サーバー(FTP server)と呼ばれるソフトがインストールされていて FTP クライアントの相手をする)が必要だ。
ホームページを公開する人が多くなったのでレンタルサーバー業者も増えて、料金も安くなりました。無料で提供されているサービスもたくさんある。
業者を選ぶ際は、利用できるディスク容量、広告掲載の有無、電話サポートの有無、アップグレードプランの有無、(CGI, PHP, .htaccess, SSLサーバー証明書、独自ドメイン利用の可否)を調べることが重要だ(きちんとした業者はこれらのほとんどを提供している)。無料のレンタルサーバーを提供している場合、作成して公開したホームページに広告が入るのが普通だが、広告の入らない業者もあるので、このことも確認しょう。
ホームページを作成すると、たくさんのテキストファイルや画像ファイルなどをレンタルサーバー業者のコンピュータのディスク (disk) と呼ばれる記憶装置に保存しておくことが必要になる。レンタルサーバー業者が提供してくれるディスク上のメモリの容量(ディスク容量といいます)がどのくらい必要かを概算するには、デジカメで撮った写真が通常は1枚 2MB (2メガバイト)くらいであることを考慮するとよい(ただし、実際にホームページ上で使う時には画像のサイズを圧縮して、ホームページを閲覧するパソコンやスマホに負荷がかからないようにします)。将来もっとディスク容量を増やしたり高機能のサービスを受けたりしたくなったときにサービスプランをアップグレードできるかどうかを契約する前に考えておくことも必要だ。
レンタルサーバー業者
➊ FC2 https://fc2.com
本社はアメリカ。
ディスク容量は1GB.無料版でも広告掲載なし。有料版にアップグレード可能。ブログも開設できる。
➋ さくらインターネット https://www.sakura.ad.jp/
ディスク容量は100MB=0.1GBのスタンダードプランで月額515円。
ここではFC2を使う